HOME › フォーラム › めらんじゅ情報掲示板 › 都井岬の御崎神社石柱のタフォニー
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S.G.ゲスト
宮崎県串間市都井岬にある御崎神社の石柱のタフォニー状況です。北に向いた面は文字がきれいに残っていますが、東を向いた面は風食が進みタフォニーが形成されています。また、石柱の上部より下部の方が風食が進んでいます。
昔の人は、北に向いた面が風食を受けいないことを知っていたようです。 -
S.G.ゲスト
石柱の裏側(南側を向いた面)やタフォニーのある東を向いた面の反対側の西を向いた面は、さほど風食を受けていません。
海(太平洋)は東側と南側に広がっています。
なぜ、東側だけタフォニーが形成されるのか、謎です。 -
藤井ゲスト
石柱に刻まれた「円」の通貨は明治4年(1871)に制定されており、御崎神社が現在の位置に置かれたのが、明治13年(1880)との情報がありましたので、石柱設置から現在までの間に形成されたタフォニとすると、約140年ですね。興味深いです。
SGさん 石柱の向きについては下記URLの「動画」を確認にしてください。(画像はキャプチャーを編集)
「宮崎・都井岬の御崎神社が断崖絶壁」
1分45秒位から投稿された場所の近景を見ることが出来ます。これを見ると、拝殿の裏手(説明版の後ろ)の石柱は、
境内側にいる人から見える向きの西向きの面にきれいな文字があり、SGさんが投稿された北向きに文字がある石柱と状況が異なります。そして、動画の3分35秒位からには、神社裏手の風景があり、北向きの面にも立派なタフォニが出来ているのが見えます。(これは仮説ですが、文字を掘る面だけが研磨された石柱ではないでしょうか?)また、石柱の土台は、比較的新しい時期にコンクリートで固められたようにもみえます。(建て直し?)その後、折れたものがあるとするなら興味深いですね。
さらなる検証を希望します。 -
S.G.ゲスト
藤井さん、貴重な情報をありがとうございました。140年前だと1円は5万円ぐらいの価値があったそうです。そうなると20円は100万円ぐらいですね。
昭和初期なら1円は2500円ぐらいの価値なので、20円は5万円ぐらいですかね。
現在の経済状況から考えると、石柱の建立は戦前の昭和ぐらいが妥当かもしれません。
それは、ともかく文字が刻まれている面は、なにがしかの加工が施されているという点に気づかれたところは素晴らしいですね。
タフォニーは岩石中の間隙水が染み出すと生じるようですので、文字が刻まれている面は石柱に染み込んだ雨水が染み出さないようにしているのかもしれませんね。
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